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無料で性格を占えるのは幸せなこと?

現在私達は無料の占いで毎日の運勢や自分の性格、相手との相性などを簡単に知ることができてしまいますが、古代、占いはもっと神聖なものとして扱われていました。 私達が知っている占い師で最も古いと思われる人物は邪馬台国の卑弥呼です。彼女は神からの言葉に耳を傾け、国を動かしていきましたが、この行為そのものが「占い」とされていました。つまり日本において「神との対話」が占いの起源となったのです。その占いが人々の生活に密着するようになったのは平安時代以降です。安倍晴明の陰陽師などはその代表格ですが、他にも人相や地相をみたり、夢占いによって後継ぎを決めたりと、人々の生活、特に貴族の間では大流行となりました。この時期、来世に期待できない平安時代の人々が、占いで不安を拭いたいという思いがこの結果をもたらしました。しかし、現代のように無料の占いサイトがあるわけでもなく、占い師に占いを頼めるのは裕福な階層のみでした。

生年月日で見える?自分の性格と占いの歴史

自分の性格を占う、という発想はよく考えてみると非常に奇妙なものです。他の誰でもない自分のことを、生年月日の数字を足したりひいたりするだけで何故、赤の他人に決めつけられなければならないのか。占いが嫌いだという人はこの辺りが納得いかない部分なのではないでしょうか。 江戸時代の占いというのは願掛け的要素が強いものでした。例えば今でも残っているのが、六曜と呼ばれる先勝・友引・先負・仏滅・大安・赤口の6つで毎日の吉凶を示す暦注です。この六曜に従い、彼らは祝い事や仏事の日取りを決めていました。当時の人々には暦や数字は自分達に多大な影響を与えるものであり、それを大事にすることで自分の運勢は良くなっていく、という発想があったのです。 数字を大切にするというのは日本に限ったことではありません。どこの国の占いでも使われるもので、生年月日が占いにおいて重要な位置になったのもこういう背景があるのかもしれません。

科学的?血液型占いで自分の性格を知ろう

科学で何でも説明がつくようになった現代。占いの科学的根拠が無いという点を上手にカバーしているのが、血液型占いです。この占いには神や自然との関わりが全く無く、DNAと深い関係がある血液型は占いというよりは統計学に近いものとして存在しています。占いの歴史から見ればまだまだ新しいジャンルである血液型占い。何年か前には血液型別にみる共通性を焦点においた番組までが政策されました。 「占い」は、隠された裏の世界を知ることで、表の世界と混ぜ合わせる「裏合(うらあ)い」という言葉が起源になっているといいます。科学の社会になって解明できないことがどんどん減ってきている私達にとって、一番わからないものは自分自身なのかもしれません。

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